太陽光発電+V2Hでエネルギーの自給自足を楽しむ


電気自動車、太陽光発電、そしてV2H(Vehicle to Home)。エネルギーの自給自足を楽しむお客さまの事例紹介。

 

EV(電気自動車)はセカンドカーとして最適

すっきりしたソーラーパネル一体型の屋根。玄関前に植えられたシマトネリコが涼やかに揺れる瀟洒なお宅。築11年のKさま邸は富士市にあります。
ゆったりとしたカーポートには、セカンドカーとしてご利用されている軽のEV(電気自動車)がとまっています。お客さまによるとEVはガソリン車に比べてトルクが大きく扱いやすいとのこと。もちろん振動や騒音もなく、奥さまも近所の買い物等で重宝されているそうです。

 

アフターFIT対策を探して

そんなお客さまは、FIT(固定価格買い取り制度)の期間満了に伴い、太陽光で発電した電気を有効活用する方法を探しておられました。固定型の蓄電池はまだ高く、現状ではまだコスト的に納得感がない。研究心旺盛なお客さまは、当然のようにV2H(Vehicle to Home)に目を付けました。

 

太陽光発電+V2Hはこれからの住宅のスタンダード

V2Hとは、EVやPHVなど蓄電池をもつ自動車に蓄えた電力を、家庭用に利用する技術です。例えば、安価な深夜電力でEVに充電し、日中のピーク時は家でEVの電気を使うことができます。また、太陽光発電の余剰分をEVに蓄えておくことで、エネルギーを無駄なく効率的に使うことができます。

 

エネルギーの自給自足 災害対策にも効果

V2Hを実現するには、家庭で使用する交流電気とEVの蓄電池の直流電気を変換するEVパワーコンディショナが必要となります。今回お客さまの目にとまったのは東光高岳社の小型EVパワーコンディショナ(SmanecoV2H)。この製品は電気事業者の配電系統に連系せず、単独で運転する方式をとっており、停電時の非常用電源としても活用することができます。
この日は東光高岳社のエンジニアの方の立ち合いのもと、TEPCOホームテック提携店の吉原中央電業社がV2Hの施工を行いました。


(カーポートにEVパワーコンディショナを設置)


(基礎の上にしっかり固定)


(宅内の分電盤増設工事)

 

朝から開始した工事は夕方に完了。EVパワーコンディショナは小型ですっきりとしたデザインのため、お庭の雰囲気を壊すこともありません。


(EVパワーコンディショナ設置完了)

 

試運転後、お客さまに操作方法をご説明。


(操作方法をご説明)


(液晶パネル:EVから家に給電中)

 

通常の操作方法だけでなく、停電時にEVから家へ給電する際の起動手順もしっかりご理解いただきました。


(停電時を想定し、EVのシガーソケットとつないでEVパワーコンディショナを起動)

 

日本の家庭におけるエネルギー消費量は石油危機以降約2倍に増加し、全体の15%程を占めています。政府は「快適な室内環境」と「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を実現するため、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)と呼ばれる住宅の普及を推進しています。家庭におけるエネルギーの自給自足は重要なキーワードとなっています。

 

これからの戸建て住宅のスタンダードになりうる太陽光発電+V2H。未来を少し先取りしたお客さまの笑顔が印象的でした。


(お客さまと東光高岳社のエンジニア村井さま)